2019.02.06
或る日の男子生徒さんのレッスンで、アンサンブル(2台連弾)をしました。
小諸市のくろとりピアノ教室です。
いつもご覧頂きまして、有難う御座います。
音楽史の中のバロック期の作品なので、
「こっちのでも、弾いてみて!」
と、敢えて音色をパイプオルガンに設定して弾いてみてもらいました。
いつもとは異なる音色が、レッスン室一杯に広がります。
「雰囲気が出るよね⁉」
「はい。」
グランドピアノで弾くのとはまた違ったものを感じ取ってもらいました。
続いて、2台連弾です。
生徒さんには、またグランドピアノへ戻ってもらい、初めて合わせてみました。
連弾は、相手の音を聴きつつ、自分の音をも聴きながら弾き、相手につられてはなりません。
両者の呼吸を合わせることも大事です。
二台で合わせると、普段の楽曲が、更に音の厚みが増して、豪華な音楽が、レッスン室に充満したのを感じられます。
「合わせてみて、どうだったかな?相手の音も聴くことが出来た?」
「はい。聴けました。」
この辺りまで進むと、こんな形のアンサンブルが出来て、音楽をすることの楽しさをより一層深めることが出来ます。
今まだ、ピアノを習い始めて間もない生徒さん達にも、ピアノを続けて成長すると共に、この様な音楽の喜びを味わってもらいたいと願っています。
レッスンの最後、
「また、アンサンブルやろうね!」
の言葉に微笑んで
「はい。」
と快い返事をしてくれました。
また、生徒さんとアンサンブルをするレッスン日が楽しみです。