2019.08.04
息子が「今テスト祭りなんだ~~。」という言い方をして苦笑します。テスト期間中で、次々といろいろな教科のテストが繰り広げられている、という意味ですが、そういえばいつか家族で夏休みに“エビ祭り”というものをやったな…と思い出します。「今日の夕飯は“エビ祭り”でーす!」ただエビを買ってきて焼いて食べるだけなのに、“エビ祭り”とネーミングしただけで夢が広がり、わくわくしました。
“祭り”という言葉は楽しさを運んできます。それも“非日常の楽しさ”を連れてきます。綿菓子を持って大人に手を引かれて歩いている小さい子や、ひょっとこ踊り…。なんだかおはやしの音まで聞こえてきそう。 “祭り”と、付けると何でもすごいイベントに大変身です。
“ビニールプール祭り”
“かき氷祭り”
“そうめん祭り”
“せみとり祭り”
“夏休み宿題祭り”
“ピアノの課題特訓祭り”
“超絶技巧練習曲祭り” …。
使い方に限界があるようです(汗)それに
“ショパンエチュード祭り”
“ベートーヴェンピアノソナタ祭り”
“バッハ平均律クラヴィール曲集祭り”等々、楽しそうに装ってもありえませんね(笑)
ところが言葉って不思議です。“まつり”を“サイ”と読み替えると、とたんにイメージが変わります。
“ザルツブルク音楽祭”
“カンヌ国際映画祭”
“地鎮祭”
“司祭”