2013.10.11
本番が近づいてきますと、急にあれもこれもと焦りが先行してしまいペースを崩しがちです。
しかし、そんな時だからこそ今なにが大事なのか落ち着いてやるべきことに集中するべきです。
練習の量ではなく、目的意識をはっきり持ち取り組めばわずかの期間にも変化はできるものです。
ピアノ以外にもとても忙しくしている生徒さんも、言い訳や不平も出さず自分のやるべきことを淡々とクリアしています。
もちろん、順調な時ばかりではありませんが越えるべき壁は自分のものとしての覚悟があるのかな・・・と私は感じています。
上り坂はキツイ。
でも、登らなければ今のまま。
時々、レッスンのようすを見ていらっしゃるお母様から私が一生懸命に伝えようとする気持ちをお察しいただき、お子さんが思うように前進できずにいることを申し訳ないというようなことを言われることがあります。
しかし、発展の途上を応援し必要なサポートをさせていただくのが私の役目と思っています。
生徒さんがキツイと感じているとき、待ってあげることも成長に必要なことだと思っています。
もっともっと、と大人のエゴで破裂させてしまうことだけは避けたいです。
生徒さんの成長を信じて、その時の状態を受け止め求めることに耳を傾け必要なことを一緒に考えてあげたいと思います。
ご父兄の皆様にも、現在は私の教室の指針をご理解いただき大変、感謝いたしております。
すぐには、結果に結びつき難く残念ながらご理解いただけないことも過去にはありましたが、一年二年・・・と時を重ねご賛同くださる生徒さんが目標達成される姿を拝見できますこと私にとっては何よりの事です。