2013.10.14
人とのコミュニケーションで私が心がけることの一つが、「自分と違う考えを受け入れ尊重する」ということ。
これが、心がけているつもりでなかな難しくレッスンの時にもついつい
「もっと、こうした方が良い」とか
「それでは良くない」とか・・・
自分の理想とすることを生徒さんにも望んでしまいそうになります。
私は、先生だからそのように言うべき立場かというとそうではないと考えています。
私が、目指すのは生徒さんが思う通りに従ってくれることではなく、生徒さん自身が何を目標としその目標を達成するために必要なことを自分で選び行動していけることです。
いつも順調に進むばかりではありませんが、そんな時にも本人の選択を尊重し見届けるよう努めています。
進みあぐねる時には、本人が一番苦しいのだと思いますので、乗り越えられることを信じ応援してあげたいと思います。
最近、発表会に向けどこまでできるかな・・・と心配していた生徒さんも粘り強く仕上げを頑張ってくれています。
本人が、「やる」と決めたことですから不出来も上出来も自分の選んだこととして、しっかり経験させてあげたいと思います。
人にやらされるもろさに比べ、この自分で選べる強さは本当に素晴らしいと感じます。