小学5・6年生コース 金賞1名
ご受賞おめでとうございます。
お二人は2024年3月29日(金)の教室主催のSpring Concertにもご出演をされ
長い期間の緊張感や楽曲への取り組み・体調管理などとても大変なお時間だったと思います。
そしてそれに深い愛情とレッスンや取り組みへのご理解・ご協力・体調管理のサポートなどご家庭の温かいお支えに感謝しております。
3月のホールリハーサルは体調不良によりご出席が叶わなかった生徒様もいらっしゃいました。
後のお母様からのお言葉に(先生がいつも厳しく体調管理のお話をされる事の重さを今、ようやく実感しました)と仰っておられました。
私たち歌い手は楽器を維持すること、体調が万全であることの条件の元で良い音色・響き。音程の安定が充実致します。
弦の切れた楽器では充実した音を出すことは難しく、調律のしていないピアノでは、良いパフォーマンスはしにくいものです。
楽器を作り・維持することまでが技術向上の一環でもあるのではないかと思います。ご家族のサポートの元、本番は全員がステージで演奏することが出来ました。
大きな大きな緊張の中、いつもは気にならないことに敏感になってしまったり下手の空気感はとても張り詰めていました。
生徒さんの集中力を高めるために、多少の距離を取り
ご本人のお時間を大切にして頂いております。
目が合うたびに頷き、笑顔のご様子・・
(大丈夫!できるよ!)と心の中で唱えながら私も笑顔で頷き返します。
下手から見えるステージの景色にいよいよ私たちの出番と気持ちを整え
行きますよ!と背中に手を当て思いを伝えます。
凛とした姿で立ち位置につき
空間の静けさを私たちの空気感に向けます。
第1音・・・ピアノの音に思いを込めてバトンを生徒に繋ぎます。
第1声・・うん 大丈夫!そのまま最後まで(^^)/と
声に寄り添い伴奏を進めます。
最終音・・音が会場から消え、一緒に感謝のお辞儀を致します。
上手に戻り、私を見る目に安堵と緊張が解けた表情。
素晴らしかった!です。二人で演奏が出来た喜びとこの経験の大きさに
また一つ大きな成長を感じることが出来ました。