お客様から、伴奏しているのがまさか先生だとは思いませんでしたとお言葉を頂き、この場をお借りし私が伴奏を大切にしています事をお伝え致します。
子ども達の声楽の指導をしながら伴奏もすることの意味は長い長い時間の楽曲の馴染ませと和声感・共鳴・軸をマッチングさせ、より本番に安心して歌唱していただく為です。
伴奏の大切さは私が自身の歌を歌うときにも、もっとも大切にし伴奏の大切さを身をもって感じているからです。
伴奏は空気のように頬を触る風のように、存在は大きいですが決して目立たず歌唱の邪魔をしてはならないのです。
伴奏はピタっと揃うことで良い歌唱が出来るわけではないので
本番では、(後ろで支えます・安心して歌ってね)との願いを込めて
歌唱に気持ちを寄り添えて弾いていきます。
長い期間、何回も何回も合わせ、ピアノの和声にこの子の響きが声が波長がどう合わさるかのか?などバランスを考え・見て・聞いての作業をひたすらに繰り返します。
その過程を繰り返し、辿り着いた本番は本当に何事にも代え難い
たった1回の完成された演奏になると思います。
そして歌い手が一人で本番を迎えるのではなく、私も同じ気持ちで本番を迎えます。一緒に演奏し終えた瞬間はいろいろな想いを共有でき、大切な大切な経験と思い出になっています。
このコンサートを機にまた子供達は更なる高みを目指して歩みを始めました。
沢山の皆さんに笑顔を届けたいと
感謝の心を忘れない気持ちが何より素晴らしいと感じました。
小さな子に優しい言葉をかけてあげたり、大きな生徒さんを尊敬や目標の眼差しで見ていることも、年齢を越えて一緒に関わることの大切さと感じました。
皆さんのこれからの夢や歩み・目標をこれからもお支えし
日本のみならず、世界へフィールドを広げていって欲しいと思います。
本教室やSpring Concert開催にご協力・ご尽力いただきました沢山の皆様・本当にありがとうございました。
また当日は素晴らしいお花やお心遣いを頂き、重ねて御礼申し上げます。
出演者のご家族様・関係者の皆様にもコンサート開催への温かいご理解・ご協力をいただき本当にありがとうございました。
皆さんのこれからの御活躍をこれからも応援していきます。
ありがとうございました。