2023.08.07
第5回発表会が終了しました。
コロナ禍で、1年中止になったので、自分の教室で発表会が開けるようになり、6年目となりました。
年中、年長、小1、2、3、4、5年、中1、2、3、高1、大学1年、大人までの生徒が出場しました。
全員ソロ、またはそれにプラスして、連弾を演奏しました。
兄弟連弾は、3組になりました。時に喧嘩しつつ、お互いのミスなどもうまくカバーしながらアンサンブルする姿は、感心します。
例年と同じように、全員希望曲で、準備には、初歩の生徒は数ヶ月、中級くらいの生徒も数ヶ月〜半年、上級の生徒は、半年〜1年かけて曲に取り組みました。
初歩の生徒は、舞台に立ち、きちんとお辞儀をして弾くだけでまず感動しますし、ドレミを覚えたばかりの頃を思い出し、自分でしっかりと両手を弾いた姿にさらに感動します。
中級の生徒は、昨年よりレベルアップし、さらに本当に好きな曲で、長いものに挑戦できました。左右の合わせ方など、練習過程では、根気強さも見せ、聴かせ方なども上手にできていました。
上級の生徒は、自分の演奏をお客さんに聴かせたい、喜んでもらいたい、感動してもらいたい、など聴き手の立場に立った演奏ができました。綺麗な音色は会場の空気感をも変え、力強い音でも、フルコンサートピアノの音の可能性を充分に感じられるものだったと思います。
当教室はアンサンブルも大切にしていて、私もゲストや生徒と計6回演奏しました。
さすがに出番が多くて大変でしたが、生徒には事前に「先生が舞台裏で、どれだけ緊張して本番に臨むか、見ていてね」と話していました。
先生もみんなと同じように努力して、主宰者として、プレッシャーと緊張感の中、舞台に立っているという事を、少しでも生で感じてほしいと思っていました。
今回、直前に欠席になってしまった生徒がいて、本人、ご家族のみならず、私も他の生徒、保護者もとても残念でした。
後日何らかの形で収録して、みんなと同じDVDに入るようにしたいと思います。
当教室は、ご自分のご家族の演奏だけでなく、生徒保護者同士がお互いの演奏を聴き合い、成長を感じられる教室と思っています。
発表会というより、聴いていて楽しい演奏会というのを目標にしていますが、今年も成功したように思います。