2023.06.18
今の子ども達はとにかく忙しい様子ですね。
ぼんやり・のんびりが許されない雰囲気があるような気がしています。
正確に言えば自分が子ども時代に、周りの子どもがどうだったのか覚えているはずもないので「昔は違ったのに」と断言できませんが・・少なくとも私自身は毎日《ぼんやり》していた気がします。
記憶を辿ると、特に《空を見て雲の流れや形の変化》を楽しんでいた事が多かったような、また田んぼが風で揺らされる様子で「わあ!風の形が見えた!」と喜んでいたのも覚えています。
私は《知育》は子どもの内外へ《見えないパワーをプットイン・プットアウトの繰り返し》だと考えています。
《遊びなどでパワーを放出》させて《学習や経験を通しながら知識を吸収》する、それらは《パワーの出力・入力》に似ていると感じているので《頭と身体を使うバランス》が大切ではないかと思うのです。
レッスンの中でも「風が吹いているように弾いてみてね。雷が落ちたような大きな音で弾こうか!大きな雲がふわふわ浮かぶようにメロディをまとめてみようね。」そんな例えを《ぼんやり経験から実感》を持って、演奏で表現できるようになるといいなと思っています。