2022.10.02
ようやく来春の発表会の選曲も決まってきたので、《1年生4人にペダルレッスン》を始めました。
ピアノの足元には通常《ペダルが2〜3本》ついています。
私がレッスンで「ペダルを入れましょう」という時は《右端のダンパーペダルの事》なのですが、前から「踏むと音が変わる!」と面白がっていた小さい生徒さんたちも《演奏しながらペダルを入れる》って?とワクワク顔でした。
この右端の《ペダル》は《音の響きを柔らかく》したり《バラバラの音を重ねて色合いを変化》させたり、曲が盛り上がる場面で《全体の音を大きく響かせる》事もできるので、演奏に《必要あるいは効果的な時に》随時使っていきます。
最初のレッスンでは《ペダル有り無しの音の違い》を確認してから、《踏む離すの練習から》です。
ペダルは足元にあり、ペダルまで足の届きにくい生徒さんには《補助ペダルを活用》します。
ペダルの《練習し始めるタイミング》は私も迷う事が多いのですが、《なるべく早く小さいうちに、身体で覚えてもらいたい》と思っています。
ペダルは《踏む時の硬さや重さもある》ので《小さな生徒さんには踏みにくい》ことから、高学年以降にご指導の先生も多いようですが、私は《なるべく1年生から》レッスンしていきます。
理由として、例えば《かけっこ》をするのに、右足を前に出したら素早く左足も出してなどと《走り方を考えながらでは動けない》ように、《ペダルについて頭で考えながら踏むのでは演奏に間に合わない》からです。
《ペダル》は、身体的には《足で踏む・指で弾く・耳で聴く》を同時にするので、とにかく理屈ではなく《ペダルを使うことに慣れる》のを重視しています。
そして、最初のレッスンでは、いつもと違う《ペダルを入れた響き》に驚いてニコニコしていますが、練習を始めるとその難しさにフリーズしている時もありますね。
これからペダルが踏めるようになってくると《演奏の華やかさ》が広がるので、生徒さんも楽しさが増すだろうなと、私も心でニンマリと・・苦戦している様子を見守りながらレッスンしています。