2020.04.14
私は特に読書家ではありませんが、綺麗な絵本が大好きです。
ちょっとした趣味のようなもので、20歳くらいから少しずつ買い集めています。
始めは絵が綺麗な絵本が中心でしたが、息子が生まれてからは乳幼児向けの絵本も増えました。
小学校では読み聞かせをしていたので、ちょっと笑えて面白い今風の絵本も加わり、役に立つかもと歴史マンガを古本で買い増したり、と気がつけば本棚もいっぱいでした。
せっかくだからと生徒さんにも見やすい廊下に本棚を置いていましたが、借りて帰りたいという生徒さんが多くなったので《貸出ノート》を作りました。
特に小さい生徒さんは、レッスン後に親子で相談しながら借りて帰る事が多く「小学生になって本好きになったのは先生の絵本のおかげです」と言われるととても嬉しいです。
時には「先生が好きそうな本だよ」と私の知らない絵本を教えてくれる生徒さんもいて、ピアノ以外のおしゃべりも楽しいものです。
そして2年前のリフォームで、レッスン室内の壁一面を本棚スペースにしました。
レッスンでの貸し出しは一回2冊まで、なるべく翌週に返却、返却前に他の本は借りない、自分で貸出ノートに書く、というお約束も決めました。
私の教室内《おうちライブラリー》ですね。
またレッスン室が広くなってから、土日グループミニレッスンをする際に読み聞かせを加えるようになりました。
《ジャックと豆の木》や《ブレーメンの音楽隊》では、場面に相応しいピアノの生演奏を差し込んだらお話しのイメージも膨らみ「すごく面白かった」ととても好評でした。
楽器は《イメージを広げて演奏する》と楽しさも大きく広がります。
《想像力は経験値に比例する》と思っているので、たくさんの絵本との出会う経験はレッスンにもおおいに生かせると思っています。
そして、ピアノ以外のことでも《子どもの好きなこと》を増やすきっかけになるといいなという気持ちで、今も少しずついろいろな絵本を増やしています。