2022.10.25
芸術の秋と言えば、学校の文化祭シーズンでもあり、合唱コンクールを思い浮かべる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この秋は、くろとりピアノ教室の生徒さん2名が、合唱のピアノ伴奏を務めました。
7月に、どちらの生徒さんもクラス伴奏者の話を報告してくれ、次のレッスンで聴かせていただいたのですが、自力で相当努力したことが伝わるような、形となったものを持って来てくれました。
レッスンでは、生徒さんからの質問にお答えしたり、アドバイスをしたり、或る部分を2種類弾いてみせて、どちらの弾き方が良いと感じるかを考えてもらったりして、共に合唱曲に向き合いました。
小さな時から、くろとりピアノ教室に通ってくださっている生徒さん達が、レッスンで扱う曲以外のものを自力でどんどん弾けるようになり、音楽が心の友や宝物になっている姿を目の当たりにし、大変嬉しく思いました。
又、クラス伴奏に加えて、学年伴奏も務めることになった生徒さんもおり、こちらの曲は数回レッスンを致しましたが、文化祭後に、当教室の別の生徒さんから、
「〇〇さん、カッコ良かったですよ。」
と、当該の生徒さんの活躍を聞かせていただけたり、ご家族の方が感激してくださったり、
「先生に丁寧にご指導いただいたことで、更に自信を持って演奏でき、本番で存分に力を発揮できました」
という労いのお言葉をいただけたことも、非常に嬉しく思いました。
その2名の生徒さんから、感想を教えていただきました。
【Sさん】
「今年は2回目の伴奏で、合わせ始めるときも、昨年より おちついて できました。
本番は少しはやくなってしまったところもあったので、指揮を見て弾いた方が良かったと思いました。」
【Iさん】
「初めて、クラスの伴奏も学年の伴奏もやらせてもらって、
昨年よりも、練習時間が多かったです。
クラス合唱はリズムが難しく、合唱と合わせることが難しかったし、
テンポも、どうしても速くなってしまいました。
学年合唱は、合わせる時間が少なくて、不安な部分もありました。
でも、本番はどちらも自信を持って、楽しく弾くことができました。
私を伴奏にして頂けて、うれしかったし、本当にやって良かったと思います。」
2名の生徒さん達にとって、輝かしい思い出がまた、青春の1ページに刻まれたのは素敵な事。
手にした心の友・宝物を、これからも大切に磨いていって欲しいと思います。
【小諸市・くろとりピアノ教室】