2020.11.20
中学生の生徒さんが、学校の文化祭でピアノ伴奏を無事に務めました。
今年は、新型コロナ対策で、文化祭の中の合唱祭が切り離された形での発表だったそうです。
夏ごろ、レッスンでは、生徒さんが小学生の時に憧れていた曲を弾くようになったので(本人は、その曲に憧れていたことすら忘れていたのだが…)、大分、力が付いてきたことになります。
丁度その頃、生徒さんから、文化祭の合唱でピアノ伴奏者に決まり、6年生の時に伴奏した曲に比べたら簡単で、もう出来るのだけれど、一応レッスンをして欲しいという旨を聞きました。
レッスンするためには、私の方でも練習をして研究します。
実際、弾いてみると、中学生らしい若さ溢れる歌詞で、美しいメロディーの呼応とハーモニーが、とても素敵で、サビだけでなく曲全体を一気に好きになりました。
弾き歌いなどをしてみれば、歌詞とメロディーの美しさにやられて、思わず胸が詰まってしまう程、いい曲でした。
レッスン時間の都合もあり、区切りながらレッスンを進めましたが、リズムを直し、休符を感じること、強弱表現の仕方、身体の使い方をアドバイスしました。
レッスンしたのは、僅かな期間だけでしたが、無事に大役を務められて良かったと思います。
その生徒さんから、コメントを頂きました。
「一人で練習しているときは、クレッシェンドに気をつけてきました。
みんなで合わせて、6年生の時より、また違う合唱がつくれたと思います。
本番は緊張して、あまりよく覚えていないけど、指揮の人や、色々な人に良かったと言ってもらえて、やって良かったと思いました。
課題は、1オクターブを、もっとがんばりたいです。」
今まで続けてきたピアノによって、学校で活躍の場面を持てたこと、
また、その活躍を、お友達たちから認めてもらえたことは、こちらの生徒さんにとって、
大きな自信になり、人生の大切な1ページになったと思います。
【小諸市・くろとりピアノ教室】