2020.10.28
今月10月は、公私共にバタバタとしていて、あっという間の月でした。
そんな中、ミュージックキー認定試験・テクニック部門7級の合格を果たし、
7級の全4部門合格を達成した生徒さんが、誕生しました。
(前回のトピックに書いた、テクニック本の次の段階のお話です。)
ところで、ピアノ初心者の方でよくあるのが、手元ばかりを見て弾いていて、楽譜を全く見ていないこと。
きっと、違う鍵盤を押してしまうのではないかと、心配だからですよね。
でも、それをずっと続けてしまうと、もし、直す点が楽譜に書き込まれていても、そもそも楽譜を見ないので、永遠に直りません!
だから、ピアノを弾く時は、楽譜を見続けながら弾けることは大事。
それに、楽譜を見続けながら弾けると、使う労力が減り、初見演奏をする時にも、役立ちます。
ただ、これをお伝えすると、何が何でも、手元を見ちゃいけないと勘違いされる方もいらっしゃるので、敢えて書きますと、確認すべき時は、手元を見ます。
楽譜を目で見て〜脳〜指〜耳の回路を繋ぎ、指一本一本を動かすことを訓練してきた生徒のRちゃんが、今回、合格したのです。
試験なので、普段よりも弾く課題は多いです。
Rちゃんも、試験さながらの練習に入ると、最初の頃は、つい手元を見てしまい、いざ、楽譜に視線を戻すと、「あれっ⁇」
どこを弾いているのか分からなくなる現象が起こりました。それに、ミスも多かったんです。
こんな時こそ、楽譜を見続けて弾くことの大切さを感じてくれたと思います。
その大切さを今一度お伝えして、練習を重ねてきました。
そして、Rちゃんの努力により、拍子を正しくとって、左右の弾き分けは正しく、しっかりとした打鍵やリズムで弾くことが出来ました。
Rちゃんは、今回の合格により、7級の全4部門合格を達成しました。
これで、4枚の合格証を揃えた中央に、7の数字の完成です。
お家の方も、「どんどんチャレンジしていって欲しいと思います。」と応援して下さっていますので、また新たな数字の完成を目指して、一歩一歩歩んで欲しいと思います。
【小諸市・くろとりピアノ教室】