2019.11.26
小諸市のくろとりピアノ教室で取り入れている「ミュージックキーピアノ指導システム」は、音楽的にバランス良く学ぶことで、総合的音楽基礎力を育むシステムです。
そして、実施している「ミュージックキー認定試験」は、
メソード部門・曲部門・テクニック部門・楽典部門の4部門から成り立っており、
ピアノを弾くだけでなく、多角的に音楽力を伸ばしていける制度です。
音楽というものは、ピアノだけではありません。
例えば、音楽を学ぶ専門機関でも、ピアノに限らず様々な科・専攻があり、ピアノは必須ではあるけれど、メインはそれぞれの専門を学ばれています。
ピアノを弾くだけでなく、多角的に音楽力を伸ばしていけるミュージックキー認定試験制度を活用して、もし、ピアノを弾くことがちょっぴり苦手な生徒さんでも、音楽の約束事を学ぶ楽典が好きであれば、その部分を伸ばしていくのも良いと、私は思っています。
ミュージックキー認定試験は、各部門で試験に合格すると、ミュージックキー本部から合格証が送られてきますが、4枚の合格証が揃うと、合格級の数字が4枚の繋ぎ目に現れるというお楽しみもあります。
4部門が、コンプリートすると、気持ちが良いですよね。
2019年この秋、 或る生徒さんが、
ミュージックキー認定試験6級・楽典部門に合格し、
6級全4部門合格を達成しました!
まさに、6級のコンプリートです!
こちらの生徒さんは、既に演奏の上位級合格も手にしていますし、楽典部門も、上の級を目指しても良い位ですが、今回は敢えて、全4部門達成を目標に据え、頑張っていました。
以前、お家の方が、
「(子供の年齢的に)周りにはピアノを辞めるお友達も出てきましたが、本人はまだまだこれからと思っているようです。」との旨をお知らせ下さいました。
生徒さんに聞くところによれば、ご家族の皆様が、それぞれに何かしら楽器を愛好していらっしゃるとのことで、音楽一家である環境が、生徒さんのピアノや音楽への姿勢を後押ししているのも、頷けます。
生徒さんのご家族のような音楽がいつも傍にある暮らしが、更に豊かになるよう、バランス良く基礎を積み上げていって欲しいと思います。
6級全4部門合格達成おめでとう!