『レッスン室を整理していたら、10年前に届いた生徒さんのお父様からの手紙が、、、その2』
2019.04.14
「弾きたいあなたのいつもそばに」
野田市・柏市・流山市・柏の葉から車で10分
プリマヴェーラピアノ教室の
木村由紀子です。
その2では、彼らが育った環境について書きたいと思います。
お母様は元看護婦さんで
ピアノには余り興味はないが、
レッスンの送り迎え担当。
勉強については子供達任せの放任主義。
お父様は
一番下の子を膝の上に乗せて
ニコニコしているひたすら優しい方。
お父さん子の彼らは
お父様が1年間南極へ行って留守のときは
今か今かと、帰りを首を長くして待っていました。
お父様は帰国してから
地元の小学校で、
南極越冬隊の講演をされたりもしました。
そうそう、
お父様は絵を描くのもお得意で
オーロラの絵を描かれた絵葉書をプレゼントして頂いたのを
今でも大切にしまってあります。
そんなご両親のもと
子供達は自然児という感じで
のびのび育っていました。
ピアノの先生からすれば
練習をしない生徒は、
余り居て欲しくないタイプなのかもしれませんが
見方を変えると
”なんて素晴らしい子育てをされているんだろう〟
と、感心していました。
3人の中で
長男のS君が一番ピアノに向いていて
中学3年の卒業までにはそこそこ
弾ける様にはなっていました。
受験のときも、
数ヶ月前に教室を卒業されていたのに、
ワザワザ嬉しそうに
合格の電話をしてきてくれました。
他の2人はというと、
のらりくらりで、それなりです。
私から見ても
余り楽しそうにやっているようには
見えませんでした。
でも、
お父様は見学に来られるといつも
話されることがありました。
それは、、、
長くなったので
この続きはその3に書きますね。
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