『レッスン室を整理していたら、10年前に届いた生徒さんのお父様からの手紙が、、、その1』
2019.03.31
「弾きたいあなたのいつもそばに」
野田市・柏市・流山市・柏の葉から車で10分
プリマヴェーラピアノ教室の
木村由紀子です。
最近、
レッスン室を少し整理していたら、
懐かしいものが出てきました。
10年前に届いた
生徒さんのお父様からのお手紙です。
今から、20年ほど前に教えていた
3人兄妹のお父様からです。
このお父様は、
脳外科医の方で南極越冬隊に医師として
参加された経験もお持ちでした。
お忙しいお仕事の合間にも
よくレッスン見学にお越しくださる
子煩悩な方でした。
地方にいる実家のお母様も
息子さんの所に来られたときは、
ピアノを楽しんでいる
孫達のレッスン風景を見たい
と、おっしゃって何回か来てくださいました。
正直、お手紙を頂いたときは
卒業されて10年間交流が無かったので
突然のお便りにビックリしました。
そのお手紙の内容は、、、
書き出しに
〝10年 前に習っていた○○です
もう先生はお忘れかと思いますが〟とありましたが、
私は決して
生徒のことは忘れたことはなく、何年経ってもはっきりと
レッスンしている映像が浮かぶ位です。
印象深かった生徒さんは特にです。
この3人兄妹は、真ん中が女の子で後2人は男の子。
流石、脳外科医のお子さんなので、
頭が良く、
3人とも余り努力をすることが苦手でした。
とかく、頭の良いお子さんは
何でも直ぐに出来てしまうので
努力をすることを嫌がる傾向にあります。
彼らも例外ではなく、
ピアノの練習をコツコツする
タイプではありませんでした。
入会された時も
「うちの子供達は、そんなに上手くならないと思うので
発表会みたいな人前で弾くのは出ませんから」
と、お母様がおっしゃっておられました。
長くなったので
この続きはその2に書きますね。
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