『え?これって、チャイコフスキーのバレーの「眠りの森の美女」なの? その3
2016.10.29
『マシュー・ボーン振り付け「眠れる森の美女」の日本公演を見に行ってきました その3』
前回は、オーロラ姫を目覚めさせる人物として
狩猟番のレオの登場について書きましたが
今回は、もう一つの新解釈を書きたいと思います。
それは、物語のキーパーソンである
悪の妖精「カラボス」に「カラドック」という息子がいて
レオとオーロラ姫の幸せを邪魔して
物語に絡んでくることです。
そして、3つ目の新解釈が
オーロラ姫の誕生のとき
6人の妖精たちが登場するのですが
彼らが吸血鬼に設定されていることです。
この妖精のキャラクターを紹介すると
夾竹桃(美)・三食ヒルガオ(優雅)・パンくず(食物)・歌うカナリア(雄弁士)・激しさ(健康)・リラ(知恵)の6人です。
彼らのそれぞれの衣装が
どれもよくキャラクターを表しており
ゴシック調で
吸血鬼のおどろおどろしさが巧みに表現されていて
興味深く、素晴らしいものでした
次回は最終回で、4つ目の解釈を書きたいと思います。
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