2015.12.10
トピックスをご覧いただき、ありがとうございます。千葉県香取郡多古町にある「ピアノ教室CAT(キャット)」の先生です。
【人の成長にとって大切なこと】ねこだより8 2015.12.24 再編集をしたものです。
2015年のクリスマス・イブ。ピアノのレッスンがお休みだったので、映画を観てきました。
「リトルプリンス 星の王子さまと私」という作品です。
「大切なものは、目に見えない」
星の王子さまは、羊を欲しがるのですが、なかなか気に入ったものがない。
「こんなの欲しかったんだ」といったものは、おとなから見れば、ただの箱の絵でした。
ただの箱の絵でも、星の王子さまには、羊が見えるんですね。
大人から見ても、たぶん子供から見ても、とても興味深く、奥が深いお話だと思いました。
【音へのこだわり2】2015.12.10再編集したものです。
発表会、いいですよね~。ホールを抑えたり、記念品を用意したり。選曲にも凝って、もちろん教えることにも熱が入ります。
私は現在、発表会は開催していないのですが、以前開いていたピアノ教室では、先生にとっても、大イベントでした。
ある年の発表会、生徒さんが、曲名に恐竜さんが出てくる曲を演奏しました。
この曲、恐竜さんがノリノリで歩いているようで、時におどけてみたり、ダンスをしたり、いろいろと想像できて、私も生徒さんもノリノリでレッスンしていたことを覚えています。
さて、本番当日。生徒さんの演奏が始まりました。
本番もノリノリで、カッコイイ!!
曲も終盤に入り、まるで恐竜さんが「がおっ、がおっ、がおーっ!」と吠えて、拍手、拍手。
発表会が終わって次のレッスンの時、生徒さんが、「ぼく、間違った?」と言ってきました。
いいえ、間違っていません。
いつも以上に、かっこよかった。
発表会会場にあったピアノは、ベーゼンドルファーのセミコンサートグランドでした。
このピアノ、一番低い音が「ラ」ではないのです。
低い音の鍵盤が通常のものより多く、確か白鍵も茶色く塗っていたっけ?
恐竜さんは「ラ」で吠える予定でした。
でもそれは、「ドシッ、ドシッ、ドシーッ」と地響きを立て、いつも以上に大迫力でした。
「よかったよ~」
ぼくは、にっこりしました。
そのぼくも、もうおとなになっているよね。
月日が流れるのは、はやく、私も年齢が・・・。