2016.12.09
トピックスをご覧いただき、ありがとうございます。千葉県香取郡多古町にある「ピアノ教室CAT(キャット)」の先生です。
もう10ン年前くらいになるのですが、「ルパン3世のテーマ」を演奏したことがあります。
あるピアノ雑誌の付録として掲載されていた楽譜で、ちょっとジャズのアドリブ風なとこがかっこいい、おしゃれなアレンジのピアノ連弾曲です。
友人の先生をお招きして、当時のピアノ教室の発表会で講師演奏の1曲として披露しました。
この有名な、アニメの曲。
アウフタクトからはじまるところが、ポイントです。
「アウフタクト」とは「弱起」ともよばれています。
曲の始まりが1拍目からはじまらない(1小節目の途中の拍からはじまるので、1,2,3とカウントをとったりしますね)ことをいいます。
ノリノリにテンポも速く、しかもアドリブ風なところは、リズムが複雑な、このアレンジ。
ファーストパート(主にメロディー担当)が気持ちよくノッテ演奏するには、セカンドパート(主に伴奏)の「拍のとらえ方」が、とても重要になります。
ただ曲のはじめに「1,2,3」とカウントするだけでなく、どれだけノリノリでも、1曲を通して「1,2,3,4」「1,2,3,4」と拍を感じて演奏できるかが、メロディーパートと伴奏パートが「ずれない」鍵となります。
「ルパン3世のテーマ」の場合、「レファレ、ソー」の「ソ」が鍵となります。
でもね・・・アウフタクトの曲って1拍目がわかんなくなりやすいんだよね。
1拍目(鍵)がわかると、独特のリズム感があって、すっごくかっこよくなります。