2016.03.14
ピアノを始めて数ヶ月の年長のAちゃんは、いつも先の曲まで練習してあって、どれも上手に弾けるようになってきます。
部屋に入ってくると「これも弾けるようになったよ!」と言って、自分からさっさとピアノに本を用意して弾こうとする姿がとても可愛くて、やる気満々なのが伝わってきます。
Aちゃんは集中力があって私の話もきちんと聞いてくれますし、楽譜をしっかり見て音符を目で追いながら一生懸命弾くところがとても良いと思っています。
そんなAちゃんが、先日「次の発表会はいつやるの?」と聞いてきました。
Aちゃんは前回の発表会を見に来てくれました。
その舞台に自分も出ることを、本人もお家の人も楽しみにしてくれているのでしょう。
発表会の曲もきっと張り切って練習すると思うので、私もとても楽しみです。
昨年の発表会は11月に行いましたが、今年は9月に行う予定です。
Aちゃんのように初めて参加する子だけでなく、すでに何回も参加している子達も、毎回の発表会を楽しみにしてくれています。
小学3年生のBちゃんのお母さんは「最近はピアノのCDを聴いていると、この曲もいいし、あの曲もいいし、今度の発表会ではどんな曲を弾くのかな?と言って、先生が選んでくださる曲はいつもステキな曲なのでとても楽しみにしています」と教えてくださいました。
発表会が終わっても、その数ヶ月後には次の発表会の選曲をしないといけないので、毎年「もうそんな時期?!」と思ってしまいます。
特に今回、9月に発表会を行うのは初めてで、
前回の発表会から1年ないので、選曲の時期がとても早く来た気がします。
高校生あたりの子のほとんどはもう取り組んでいますが、中学生以下の子達の選曲もそろそろ始めないといけません。
レッスンを始めたばかりの子や小さい子は、もう少ししてからになりますが、ある程度弾ける子はそろそろ選曲をして、弾きこなすのに時間のかかるような難しい曲を弾く子から練習を始めます。
発表会は、一人一人が主役です。
参加するすべての生徒さんが輝くことができるよう、今1番その子にあった曲を弾かせてあげたいので、私は選曲にとても時間をかけます。
選曲は大変な作業ですが、一人一人が舞台で弾く姿を想像して、ワクワクする作業でもあります。
さあ、選曲と今週もレッスン頑張ります♪