2015.09.21
中学生になると、部活や塾などで忙しくなり、練習時間を見つけるのが難しくなります。
それでもやる気のある子は時間を見つけて一生懸命練習してきます。
中学1年生のAちゃんは、毎日運動部の練習があってとても忙しそうですが、いつもよく練習してきます。
私が伝えたことに気をつけて進歩しているので、毎回のレッスンで聴かせてもらうのが楽しみです。
Aちゃんの1番良いところは、譜読みが丁寧なところです。
生徒さんの中には、音はよく読めて弾けるけど、指番号をちっとも見ていなくて指づかいがいい加減、という子もいます。
でもAちゃんは、指づかいにも気をつけて、楽譜に書いてある通りの指づかいで弾いてくるので、フレーズが変なところで切れたりすることがありません。
おかしな指づかいを指が覚えてしまったのを直すのには時間がかかりますが、その余計な時間がないので、どんな曲でもスムーズに弾けるようになるのが早く、暗譜も早いので教本を進むのも早いです。
今は発表会に向けて、去年よりグンと難しい曲を練習していますが、それも丁寧によく弾けていて、舞台で弾いてもらうのが今から楽しみです。
同じ中学1年生のBちゃんは、いつも「あー、疲れたー!」と言いながらレッスン室に入ってきます。
そして「練習する時間がない」と、部活や学校生活などについての不満をブツブツ言い、なかなか進歩がありません。
同じ運動部に入って忙しくしていても、やる気のある子はどこかで時間を見つけて練習します。
要は、やる気があるかないかの違いです。
それに、いつも不満ばかり言って言い訳を聞かされるのも、気分がいいものではありません。
先日のレッスンでも言い訳ばかりするBちゃんに、私ははっきり言いました。
「それは時間がないんじゃなくてやる気がないのよ」と。
するとBちゃんは「、、、そうかもしれない、、」と答え、ちょっと反省した様子でした。
Bちゃんとは幼稚園児の頃からのお付き合いで、思ってることは言う子なので、私も変な気を使うことなく言いたいことが言える関係です。
Bちゃんは楽譜を読むのが得意で初見でもよく弾けて、練習すれば上手に弾ける子です。
レッスンではいつも熱心に弾いています。
発表会に向けてシルバーウィークが勝負よ!と伝えておいたので、次のレッスンには上達しているのを期待しています♪