2021.02.15
広島将棋センター、コロナ禍とネット将棋の普及で3月閉店のニュース。
1978年以来40年余りの歴史の中で、故村山聖九段を始め、5人のプロ棋士を輩出。
父が、2歳頃の息子に子守代わりに将棋を教えると一気にのめり込み、
私がピアノの練習をしている間も、
詰将棋の本を1冊渡しておけば、
同じ部屋の中で1時間でも2時間でも解き続けてくれるので本当に助かりました。
保育園でも書く絵は全て詰将棋の問題の絵。
先生方に笑われていました。
しかし、小1の中国新聞こども将棋名人戦で新聞に載ったのを最後に、すっかり外遊びにシフトーー。
ところが、息子は中学に入ると
「部活は将棋に入る。」と言い出し、
エッ?そうなの?と私はびっくり。
毎週土曜はこの将棋センターに通い始め、先生方の薫陶のお陰で、
中学こども名人戦で優勝、
高校将棋十傑戦で優勝、
大学でも将棋部の主将を務め、全国大会に進出。
帰省すると
「将棋センターの先生達に会いに行って来る。」と出かけていました。
将棋は小学生の女の子と60代の男性でも対局、
男女区別なく、年代区別なく、職種区別なく、指せます。
息子も10代の多感な時期、色々な年代の方、色々な職種の方々と交流させて頂き、可愛がって頂きました。
田儀先生を始め、将棋センターの先生方には、息子が本当にお世話になりました。
ありがとうございました。
何事も始まりが有れば終わりが有ると判っていても、やはり、寂しいです。