2020.02.11
以前、大学より
「RCCテレビより幼児の音楽教育について取材申し込みが有ったので、先生、対応して下さい。」と
上司より連絡が参りました。
「では、計画書を作成してお持ち致しましょうか?」とお聞きすると
「いやいや、僕達は、幼児のレッスンは判らない。
先生にお任せしますよ。
よろしくお願いします。」と言われ。
事前にテレビ取材のディレクターの方と1時間程幼児の音楽教育についてお話させて頂き、ロケ当日。
あの松本裕見子さんが「先生!」と駆け寄って来て下さり、
テレビで拝見するのと全く変わらず、
明るく、可愛らしく、頭の回転の早い素敵な方でした。
レッスンのロケ開始。
座って音読み、
直ぐピアノによっこいしょと小さな生徒さんがよじ登って(この仕草が超可愛いのですが)ピアノを弾き、
机に戻ってリズム打ち、
ピアノの横に来て、メロデイー模唱、和音判定。
机に戻って和音記号の書き込み、コード付け、
ピアノに戻って楽しい歌唱等々。
レッスンのロケが終了し、松本さんから
「先生、立ったり座ったりを繰り返すのですね。」と聞かれましたので
「レッスンにはリズムが必要なのです。
特に小さなお子様は集中力が続かないので、指導者側がリズム良く次の項目に進めなければいけませんん。
同じ場所で同じ事をしていると眠たくなってしまうお子さんも居られますから(笑)」
とお話しすると
「そうなんですね。
色々な事をレッスンされてアッと言う間に楽しい時間が過ぎたって感じました。」と言って頂きました。
私が
「では、これから次の生徒さんが来られますので、私は此処で失礼致します。」と言うと
カメラマンの方達までが
「エッ?先生、この後、また直ぐレッスンされるのですか?」と言われたので
「そうです。
今日は、20時までレッスンです。」と答えると
クルー全員の方が
「エエエエーー((+_+))」と驚かれたのですが、
私から見るとテレビのロケの方々のお仕事の方が余程大変だと感じましたが、
餅は餅屋なのでしょうね。
今もテレビで変わらぬ松本さんのご活躍を拝見すると
あのテレビ取材の時を楽しく思い出します。