2020.03.16
これまでつわりで点滴に通っていた時も
父が亡くなった時も
自分が大病した時も
発表会を中止にする事等考えた事は1%も有りませんでした。
今回は、2月中旬より生徒さんへのお手紙を作り直す事、4回。
先生方とも連絡を取り合い、
お互い「考えていると一睡も出来ない。」と言う日々が続きー(*_*;
マスク着用のお願いや
総理の休校要請の後は、
「会費を全額返金させて頂くのでご辞退の方はお申し出下さい。」とお知らせ致しましたが、結局、私の生徒さんからご辞退のお申し出はゼロ。
改めて生徒さんや保護者の皆様の熱意を有り難く感じ、他の先生方とも、もう少し様子を見ようとーー。
しかし、3/7(土)朝、
広島で陽性の方が出られたとの速報を見て、
私自身、中止のご連絡の携帯を握りしめても本当に中止!で良いのか?
連絡を入れたら終わりになるぞーと思いながらも
これはもう、主催者の私が中止の決断をしなければいけないーーと無念。
先生方からは第一声「エエーー(*_*;」と言うお声。
本当に申し訳ない。
それからも、凹んではいられません。
当日ご協力の方々へのご連絡とお詫び。
どの先生も生徒さんへのご連絡、ご確認、ご返金。
特に若い先生方には1日も早くご送金しなければ、生徒さんへの返金に現金が必要になります。
私自身も返金用の新札と小銭を準備。
「3月の発表会後お休み予定だったレッスンを行います。」
とのお知らせも併せて行う為、カレンダーにレッスン追加の書き込み。
しかし、思いがけなかったのは、生徒さんや保護者の皆様から励ましのお声と
労わりのお心遣いを頂いた事でした。
本当は、一番残念だったのは毎日、練習を積み上げて来て下さった生徒さんと
そのご協力をして下さった保護者の皆様です。
「先生の家のグランドピアノで演奏している所を撮りたいのでビデオを持って行って良いですか?」とか
「発表会で着る予定だったドレスを先生のレッスンに着て行きたいと申しているので良いですか?」等のお声を頂き、
「勿論、勿論です。」とお返事しながらも
感激でウルウルです。
発表会を何十年と行って来て中止は初めての事態でしたが、改めて皆様のお優しさ、熱心さをしみじみと感じさせて頂きました。
本当に申し訳なく、また、ありがとうございました。
このままでは終わりません。
来年度の会場を押さえにまた連日並びに参ります。
倍返しだ!
補足
私共ではグループレッスンは行っておりません。
全て個人レッスンです。
現在、レッスン時マスク着用、お1人毎に窓を開け換気、除菌スプレー、除菌拭き取り、鍵盤拭き取り、出来る限りの細心の注意を致しております。