2019.12.02
教科書の「荒城の月」の楽譜には必ず
大分県の竹田城跡の石垣の写真が有り、音楽に携わっている身としては一度は訪れなければと思いつつ、大分は遠いーー(*_*;
しかし、ついに東九州自動車道開通。
着いた竹田市はまさに、滝廉太郎一色(^^)/
「滝廉太郎記念館」に行くと、
何と滝廉太郎は12歳の頃からたった2年半程しかこの竹田市には住んでいなかった(>_<)
エエーそうなの?とビックリ(+_+)
その上、最も驚いたのは、
「荒城の月」の作詞家、土井晩翠は、
大分には一度も行った事が無い!
つまり、当然あの竹田城跡も見た事なし
エエエエーーーー???((+_+))
主人曰く
「土井晩翠が偉かったんだな。
自分は竹田城跡など知らない―
と言わなかったんだから」と
(*_*;な・る・ほ・ど。
土井晩翠は仙台の方で後に東北大の教授になられています。
「荒城の月」のモデルは青葉城だ!、
いいや、我が県の富山城だ!と全国各地に名乗りを挙げている所が満載。
またまた主人曰く
「竹田市の皆さんの町おこし熱の勝利だな」(*_*;た・し・か・に。
とても素敵な城下町で、町全体で滝廉太郎愛に溢れ、観光客にも優しい人々。
竹田城跡を見に行くと大駐車場完備。
城跡までマイクロバスで送って下さいます。数分。
超狭い山道ですからマイカ―はパス。
しかし実際の竹田城跡の石垣に着くと、
見ただけであの「荒城の月」のメロディーが浮かんで来る、何とも言えない風情、情緒を醸し出しているから、不思議です。
この竹田市から車で直ぐ10分程で「原尻の滝」と言う素敵な観光地も有り、此処は観光客で一杯。
大分と言えば別府、湯布院を思いますが、いやいやなかなか奥が深い所です。
帰りにまた東九州自動車道を通ると山肌に大きく
「国の横暴!反対!」と大きな看板が。
そう言えば何年か前、高速でご自分のミカン山が左右に分断される為、反対されていたおじいちゃまが、ついに強制退去させられると言うニュースを見ました。
まだ怒っておられるのですね。
本当に申し訳ないです。
私達は大分が近くなりましたが、
おじいちゃま、ごめんなさい。