2015.08.18
ちょっと曇のかかった夏の朝です。庭の草取りをするか、練習をするか、どちらもすれば良い子なのでしょうが。。。
こんにちは! おしみピアノ教室です
今日はチェルニー30番を一気に弾きました。子供の頃、楽譜を読むのは得意でしたし、それなりに毎日真面目に練習していましたから暗譜もしてあっという間に終わったと記憶しています。
でも…どうしても速くは弾けなかった。練習はしているのに。なぜだろう?とずっとずっと思っていました。
楽譜に書きこんである注意書きがとても懐かしい。
例えば、左は弱く! 指をもっとよく上げて! 手首を回して! リズム練習すること! ここは20回弾くこと!とか。
今だから何が言いたいのかこれらの意味はとてもよくわかります。間違えではないと思います。でもこれを間違ったやり方で弾くと速くひけるわけがなかったのです。きっとピアノと格闘していたのですね。
今だったらこのやり方をするにしても、自分の身体をどのように使えばピアノと格闘しなくていいのかを考えます。そして聴く。指を動かすことに意識を向けるのではなくまず聴く。何を聴く?
それを考える…いろいろやってみる。
今日弾いて確かめたことは、左手の役割でした。チェルニーは右手に音が多いのですが、それらが安心して弾けるよう左手がリードしてあげて右手を思いやるということでしょうか。左手は弱く! という言い方に長い間惑わされていました。この言い方はやめようと思います。左手もよく聴こう! 左手をかっこよく弾こう! にしますね。
練習の後、楽譜屋さんに行ってきました。ついつい手が出てしまう楽譜たちです。
明日は草取りもしよう!!