2015.08.16
庭の草取りをして、バケツ2杯のミニトマト、キュウリ、ゴーヤを収穫。「楽しき農夫」の気分を味わいました。陽が陰ってすーっと庭を抜ける風がとても気持ち良かったです。
こんにちは! おしみピアノ教室です
Yちゃんが初めてバッハインヴェンションを両手で弾けるようになった時のことです。
和音をつけて連弾にしてみました。
「あれ~~これって どっかで聴いたことある。あれじゃない? あれでしょ!」
と転調するごとにカデンツを弾いてくれました。
「そうなのよ。あれなのよ。」
バッハの旋律に和音が隠れているという事に自分から気がついてくれたことがとても嬉しかった。スケールカデンツをマスターしてもらうのに私がくじけそうになることがありますが、レッスンでこんな場面に出会うと粘って良かったと思えます。
その後も、右手の旋律に一生懸命それに合う和音をしばらく探すYちゃんを見守りました。
ママたちに伺うと、ショパンが弾けるようになってほしいというご希望がよくあります。
なんて言ったってショパンはピアノの詩人と言われていますから憧れてしまいますね。
私は昨年からショパンのマズルカを弾き続けていますが、近代音楽の先取りとも思えるショパンの和声を見つけてはその魅力にはまりました。
すると次に今頃?と笑われそうですが、ベートーヴェンやモーツアルトの古典の和声を味わって弾くのが楽しくなるし、室内楽も聴きたくなってしまいます。
音楽の素敵!はメロディだけではないのですよ。
ではシューマンの楽しき農夫、和音の動きに安心感があって明るくて、嬉しい事があるとつい口ずさみたくなるこれほど楽しげな曲はありません。
それがわかりやすいからか、みんなこの曲をとても気に入ってくれます。
最近の曲には、和声という音楽の文法にあてはまらない曲もたくさんあります。
美しい和音の響き・役割・流れ、理屈ではなく耳で感じ取れるようになったら楽しさ倍増でしょうね。まだまだ私も勉強が足りず課題山積みのまま追いつかないのですが。。。
もっと和音と仲良くなるにはと思いこの夏休み中にレッスンの素材を探したところ、またまた地味~なテキストにたどり着きました。このテキストからいっしょに聴いたり歌ったり弾いたりしてみましょう。
はじめは目を閉じて耳をすましてみるだけで大丈夫!! はじめは??でも大丈夫!! できる限り丁寧に美しく弾きますね。