2026.05.31
今までも何度もお伝えしてきましたが、「ピアノの基本の基は?」と聞かれたら、私は迷わず スケール・カデンツ・アルペジオ(略して【ス・カ・ア】) と答えます。
合唱コンクールの伴奏に挑戦する中学生も、スカアをしっかり身につけていれば、たくさんの調号や複雑な譜読み、転調、アルペジオの伴奏形も和音をつかむことも恐れることはありません。
昨日のレッスンで久しぶりにハノンを弾いた中高生、ハノンはハ長調で書かれていますがさまざまな調で弾いてもらいました。
黒鍵が増えるにつれて、「あれ〜⁈ 指が〜よたつく〜ややこしい〜⁈ 」と苦笑い。ところが、その後で同じ調のスカアを弾いてみると、音がきれいに並ぶではありませんか。
その逆もしかり。スカアを弾いていればどんな調だって平気。「なるほど! そういうことね‼︎」とにんまりの笑顔が嬉しかったです。
スカアで学ぶのは、手の形や指使いだけではありません。24の調それぞれの個性を知り、その響きを感じながら、曲の中でも音作りをしていくための大切な土台となります。
スカアは『この曲だけ弾ける』ではなく、『どんな曲にも対応できる力』を育ててくれます。スカアをマスターすることで譜読みも早くなりますし、音楽のしくみを理解して、楽譜から音楽の「なるほど!」をたくさん見つけられるようになってほしいのです。
お家でスカアを練習するピアノの音が聞こえてきたら、、、「スカア頑張ってるね!
ゆっくり、きれいな音を並べてね〜♡」と声をかけてあげてくださいね!スカア表が桜満開になる日を楽しみにしています🌸