2019.11.08
今回の弾きっこでゲストとしてお招きしたのは、ヴァイオリニストの萩野恵美子先生です。
萩野先生の華奢な美しいお姿からは思いもよらぬ大胆かつ多彩なヴァイオリンの音色に惹かれ、いつか生徒さんたちにも聴かせてあげたいという思いがやっと叶いました。
午前の部ではヴァイオリンとのアンサンブルも夢ではない!を目標に練習に励めるよう、
アラベスクやメヌエットなどのピアノの小品を、ジプシー音楽の代表ともいえるチャールダッシュをアンサンブルしました。素敵な演奏にみんなの目も耳も点になっていましたよ。
実はピアノよりヴァイオリンの方がずっとずっと歴史が古いのですと当時のお話しをすると、
またまたびっくりの様子。
そしてみんなにソナチネを弾こう!と提案した以上、私も勉強しないわけにはいきません。
午後の部ではモーツアルトのヴァイオリンとピアノのためのソナタを弾かせていただきました。
ピアノだけを練習していると右手のメロディばかりを歌ってなんと満足してしまっていることか。左手の音の深みの中で、歌うだけでなく強弱だけではなくテンポを揺らすことなく音色でモーツアルトの音楽を作っていくこと、課題がたくさん見えました。
次の宿題もいただきました。
萩野先生の真摯に謙虚に音楽と向き合う姿勢、学ばせていただきました。
ピアノは一人で練習することがほとんどの楽器ですが、
全身を耳にして自分の音を聴いて相手の音を浴びて音楽をする連弾や伴奏、他の楽器とのアンサンブルはとても楽しいです。
是非生徒のみなさんにも経験していただきたいなと思います。
弾きっこ後、感動しました!と深々とご挨拶くださったお父様たち、日頃お仕事のご苦労も忘れて音楽を楽しんでいただけましたら幸いです。