2019.11.07
台風の被害でピアノも楽譜も使えなくなってしまった方もいらっしゃることでしょう。
見通しの立たぬまだまだ大変な毎日をお過ごしのニュースを目にすると心が痛みます。
私たちは港の見えるこんなに素敵な場所で弾きっこができることに感謝しながら心を込めて演奏しましょうね!というご挨拶で始まった秋の弾きっこでした。
午前の部はピアノの1.2年生とちょっと大きい生徒さんたちです。
最初はベレンスの連弾をしました。
プリモ(上のパート)は両手ユニゾンで弾ける簡単なメロディですが、セコンド(下のパート)が加わるとがらっと雰囲気が様変わりします。
この連弾には番号だけで題がありませんから、
感じたまま曲名をつけてもらいました。
それぞれとっても素敵な曲名を考えてくれました。
お辞儀をして曲名を言う時は、ちょっと恥ずかしそうでしたがこれも経験です。音楽で伝える、言葉でも伝える、ができるようになるといいですね。
続いてソロの演奏です。
ピアノの1.2年生も、夏の弾きっこよりもぐん!と成長した姿にご家族一同たいへん驚いたそうです。なぁるほど!がたくさんのレッスンが演奏に生かされているのがよくわかりました、とのご感想をいただきました。練習の工夫をしながら自分の音楽を大切に頑張った成果ですね。
高学年の演奏に入る前にちょっとお話をはさんで休憩せずにスタート。
演奏が終わるたびに微笑み頷き口ずさみ感心し、本当に温かい空気が会場いっぱい広がりました。心から感謝の限りです。
最後に合唱コンクールの定番曲「マイバラード」をお部屋いっぱいに響き渡る声で歌ってくれたNちゃんがレッスン後につぶやきました。
「練習するっていいもんだ。
だんだんじょうずになるから嬉しいし、ごほうびもらえるし、まわりの人を楽しませてあげられるし、次はどんな曲弾こうかなってわくわく楽しいことだらけ。ピアノずっと続けるんだぁ〜」 ピアノが上手になる魔法はないですからね〜練習あるのみ! それを楽しめて良かった良かった。
この日のみんなの演奏を忘れません。
素敵なプレゼントをありがとう!
また次の弾きっこに向けて一緒にがんばりましょうね!