2019.09.08
夏休みも部活や塾もありハードな中高生、それでも弾きっこに参加表明してくれたのですから、「なるほど!おもしろい!」を何か持ち帰ってもらうには、そうだ!バッハを学ぼう!というわけで、夏の弾きっこ中高生グループは、バッハインヴェンションを弾き合いました。
インヴェンションを弾くことが苦行にならなず、
楽譜の中の音が生き生きと歌えて、心地よい拍とリズムを感じて
10本の指が奏でる音を聴く楽しさを導くにはどうしたらいいのでしょう。
まずはバッハが生きていたバロック時代ってどんな時代?というところから。
そしてそれぞれの曲の調性を感じてみることに焦点を当てて聴き合ってみました。作曲家がなぜその調で作曲したのか?スケールとカデンツをなぜ練習しなければいけないのか?
偉大な作曲家たちも師と仰いで勉強したバッハです。
弾きっこぎりぎりまで机いっぱいバッハの関連の本や資料を広げての準備でした。
前の部から残って聞いてくれた小学生もいましたし、お母様だけでいらしてくださった方もいて、その後「バッハのお話すごくおもしろかったです~」のお声をいただき、バッハの音楽を心で感じてどんな気持ちになるか、興味をもってバッハに近づける機会になったとしたら嬉しいです。
小3君曰く「この音楽聴くと、なんか落ち着く~」ですって。
これまでに弾いたインヴェンションを夏休みにまた練習しなおしてくれた中高生にありがとう!の気持ちでいっぱいです。また一緒に寄り道もしつつピアノ道を楽しんでね。