2024.03.08
今週はとても忙しい1週間でした。
仕事の合間にコンサートにも2つ行って来ました。
紀尾井ホールでのKDDI財団のチャリティーコンサート、東京交響楽団、指揮は佐々木新平さん、そしてピアニストは谷昇登くんでした。
🔘プログラム
歌劇「エフゲニー・オネーギン」からポロネーズ
チャイコフスキー 弦楽セレナーデハ長調作品48
ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番ハ短調作品418
指揮の佐々木新平さんは初でしたが、パンフレットよりも実物が素敵な方で、スラッとしていて分かりやすい動きで格好良く指揮棒を振られていました。
人気のある指揮者さんのようです。
チャイコフスキーの弦楽セレナーデは最初の四小節を聴けば「あ~この曲なのか」と皆さんが思うCMにもよく使用されている曲です。
音高の入学式の時にも歓迎の意味で生徒さん達が演奏される事も多いです。
そして、ラフマニノフの協奏曲は言わずと知れたコンクールの定番曲で何度も聴くことが多いですが、ピアノが始まると皆さん本当にシーンと会場は静かになり耳を傾けていました。
私は前から4列目で聴いていたので、本当に音の響きや強弱の幅の広いスケール感がとてもよく伝わってきました。
私は子供の頃には地方にいて、殆どコンサートには行っていませんでしたが、もっと親がこういう本物のコンサートに連れて行ってくれていたらとこの年になると思う事があります。
やる気やモチベーションを上げるにはレッスンだけではどうしても日常化されてしまうの
で、そして本物に触れ合う機会がないと良い悪いの判断力がつかなくなってしまうので、早いうちに本物の演奏を体験するというのは大事な事だと思います。
沢山の音楽体験を早いうちにすればするほど子供の能力も伸びていくような気がします。