2014.05.25
前回はつい、勢い余って政治の話を書いてしまいましたが
はい、今日は本業にもどって、来週末に催すチェンバロコンサートのお話しです。
自宅を開放しての、小さなの小さな音楽会。
普段、演奏会。ましてやバロック音楽など馴染みのない方方にも
ちょい、とお茶を楽しむような気分で来ていただこうと、昨年より続けております。
三回目の今回は
「イギリス」をテーマにプログラムを組んでみました。
W.バード、O.ギボンズ、H.パーセル、、、、それからヘンデル、
と
皆さん、イギリスを代表する作曲家達なんですが
(ヘンデルは独生まれで後にイギリスに帰化)
知らないですよね、、、、
ちょっと残念!
というのは、実はわたくし、密かに
イギリスの音楽と日本人とは相性がよいのでは?
と思っております。
(かなり根拠の無い推測)ちょっと地図をみていただきましょうか。
日本とイギリス、ユーラシア大陸を挟んで東と西の端っこの
島国同士。
島国ですから、常に国境線を意識して、その時々で主張、融和、あるいは戦いに明け暮れなければならなかった大陸の国々とは、微妙に違う文化をはぐくんできたような気がするのですね。
礼儀や伝統を重んじ、調和を大事にする文化。
それら、良い意味での島国性をイギリス音楽からも感じます。
そのせいか、演奏していても、
肩肘はらず、自然な息づかいで音楽に入っていけるような気がするのですが、どうでしょう。
個人的には、W.バードなんか好きですね〜。
【パンダロン先生のお薦め音源】
W.バード 「Ave verum corps」(大阪ハインリッヒシュッツ合唱団)
http://www.youtube.com/watch?v=2s3j9LjYe_4
そう言えば、もはや日本人の愛唱歌となっている、
「庭の千草」や「埴生の宿」「アニーローリー」も
元はアイルランドやスコットランド、イギリスの歌でしたね。
そう、聞けばきっと貴方も好きになる!
イギリスの音楽もよろしく!!