2014.01.25
ベトナム旅行記第二弾。
ダナンの街で、ベトナムの雰囲気を掴んだところで次は古都フエへ移動です。
フエはベトナム最後の王宮のおかれていた街とか。
もちろん世界遺産。これは行って見ずばなりません。
地元人の利用するミニバスにのること四時間。この道中もなかなか興味深かったのですが、それはおいといて。
フエ、寒い!
実は、私達は大きな勘違いをしていました。
こちらは当然、
トロピカルな気候だと信じ夏服を持ってきていたのですが、地元人の服装はというとセータにジャケット。
今日は寒いですよ〜、とか言いながら丸まっております。
寒い上に終日霧雨が降り注いで、夏服を重ね着したぐらいではとうてい追っつかない。
ということで、まずはお買い物。
セータにウインドブレーカー、後ちょっとした日用品など。
フエは外国人にも人気の観光地ですから、外国商品が並ぶショッピングセンターもあるのですが、難しいのは市場での買い物です。
百戦錬磨のおばさん達としったもんだの値段交渉。
「もうちょっと安くならない?」
「あなた、いくらだったら買うの?」
「じゃあ、これで」
「だめだめ、これ以上安くは出来ないわよ」
定価での買い物に慣れている身には、これはなかなかの重労働です。
とくに、「
お前はいくらだったら買うのか?」と言う質問にはまいりました。
値段をつけるには、まず品物の価値がわからないといけませんよね。
さらに、彼の地の物価、日本での販売価格など、色々と考え合わせてこの位かな?と提示してみるのですが、大概はおばさん達の言い値あたりでおさまることに。
う〜ん、ぜったい負けてる。
でも、日本では忘れがちな、
売り買いの原点を体感できてなかなか刺激的です。
あと、日本より物価の安い国を旅行するとき悩む事なのですが。
豊かな国から来れば、自国通貨が強いと言うだけで金持ちになれてしまう。
これって、
アンフェアじゃないかと感じてしまうのですね。
同じお金が、場所を変えるだけ、貨幣を変えるだけでその価値が上がったり下がったり。変だな〜。
もちろん、そうやって外貨をおとしていくのがその国のためだという考え方もありますよ。
でも、どうも居心地が悪いのですよ〜。
フェアで、対等なやりとりって何だろう?
いつも旅先で考えることです。
まだ答えはでていません。
(次はホイアンへ)