2014.01.19
年末年始とベトナム中部を旅行しておりました。
ダナン、フエ、ホイアンを巡る7日間(現地滞在は5日)の旅。
私にとっては初めてのベトナム、初めての共産圏の旅です。
初日は、その街の大きさに困惑しつつ
さらにそのバイクの多さに圧倒されつつ
緊張のダナン観光をしたのですがちょっと、今までに体験したことのない街でしたね。
宿は街郊外のビーチの民宿をとっていたのでそこから、さぁ、片道30分くらいでしょうか、街中心部に自転車で向かったのですが、地図で見たよりもやたらと街がおっきい!
(正直大きすぎて、これは人間サイズじゃないと思った)
道は広いし、橋は立派だし、そのくせ信号と言うものが全くみあたらない
(お国にまかせると、こういう都市計画になるのかしら?)その街を、バイクと車が大量に流れていくので
ベトナム初心者にはいったいどうやって道を渡ったら良いのやら。
でも、なんとかなりましたよ。
バイクの人の顔をみながら、
目で
「渡るよ、渡るよ、牽かないでよ!!」と主張しながら歩き始める、
で、道半ばで、流れの方向がかわるので、今度は反対側に向かって
「渡ってるよ、渡ってるよ、ちゃんと見ててよ!!!!!」と全身で主張しながら渡りきる。
重要なのは
目力なんですって。
さて、この街の滞在の目的は
「チャム彫刻博物館」。
この近辺にはチャンパ王国の聖地
ミーソン遺跡が残っており、その遺跡から発掘された彫刻が展示されています。
一級のものはフランス人が持ち帰ったとか、ハノイにあるとかという事でしたが
それでも素晴らしいかったですね。
実は、博物館の前庭に立った時は、建物があまりに質素で少々がっかりしたのですが、意外や意外。展示の彫刻群は見事なものばかり。
妖艶なアプサラがいるかと思いや、ユーモラスなガルーダがいたり、どれも年月にあらわれた石の柔らかさも味わい深く、時間を忘れて見入りました。
ダナンに滞在したかいがありました。
(次回はフエに、続く)