2018.11.13
“変身”といえば音大時代の寮の先輩。朝食時の食堂では半分まだ寝ぼけ顔で
「あ、ハートちゃんおはよー。ふわわゎ〜。」
と、度のきつい眼鏡にハンテン姿、髪もひっつめて結んでいるだけでボサボサ。それが1時間後玄関でお会いすると、もう別人に変身。お化粧バッチリ(宝塚メーク)眼鏡はコンタクトレンズに、センスの良いスーツ姿で髪もいつのまにかサラッサラに…。ものすごい美人に”大変身”されるのでした。「じゃ、行って来るわね~。」
さて、沢山の人の前で緊張してなにかをやるときはなかなかうまくいきませんが、そんな時自分の中で気持ちを“変身”させることが以外と有効だと言われています。パチッとスイッチを入れて別人になりきるというのはうまくいくひとつの方法です。
フィギュアスケートの羽生選手も演技前にコーチのところを離れる瞬間に下を向いて普段の自分と決別してから(変身して)リンクに向かいます。
ピアノを人前で弾くときも緊張を乗り越える方法として“変身”があります。
本番の直前、例えばステージに一歩踏み出した時、またはお辞儀をする瞬間などが“変身”するスイッチを入れるチャンスです。何に変身するかはもちろん自由!アルゲリッチでも吉田沙保里選手でも西郷どんでも何でもいいのです。着替えるわけではないので(笑)聴いている人にはわかりません。あとは変身した人物の力を借りて、うまくいくと信じて突き進みます。
ところで最近目を見張る携帯電話の写真アプリや、プリクラも一種の“変身”です。写真屋さんで撮ったコンサート用のプロフィール写真は、ライトを当てて顔を白っぽくふわっとぼかしてあったりしますが、プリクラだと“変身”したようにものすごい加工が施されますよね。とにかく実物よりもかわいく、肌なんかも美しく…!目はキラキラ入りで1.3倍、顔の面積は顎部分が0.7倍でしょうか。黄金の割合で“変身”完了です。
しかし、どう考えてもあんなにうまく撮れてしまっては普通の写真の自分が受け入れられなくなるでしょう。でもコンサートのプロフィール写真をアプリのそれで出している方をまだお見かけしていません。(当然ですが。汗)
う〜ん、綺麗に写りたいのは女心ですが「これ誰!?」とまで”変身”してしまってはいけませんし…。えっ?根本を修正すれば(整形⁈)大丈夫ですって?
確かに。
では皆様、今度お会いする時をお楽しみに!
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