2023.01.25
こんにちは!お久しぶりの「譜読み」です。(^_^)
長くなっちゃったなあ、もう。すみません。
前回はとにかく、新しい楽譜に挑戦する、両手でいきなり弾く、と書きました。結局は練習、継続です。
譜読みも練習なのです。
ただいきなり難しい楽譜に挑戦しても心が折れるので、自分にとってめちゃくちゃ簡単そうな楽譜を両手奏するのが良いと思います。
そして、楽譜にはすべての情報が書かれているので、すべての記号、符号に目を向けてください。
まず大譜表、ト音記号かヘ音記号か。ここを見ない人が何と多いことか!
楽譜の端から端まで隅々に目を向けましょう。
通常は下の段(左)はヘ音譜表なので、私の頭の中で左手がヘ音譜表の海を泳いでいる感覚です。もし下の段がト音譜表だったら、左手でもト音譜表の陸を歩かなければなりません。その時は右手も近くで歩いています。
(ヘ音とト音の境目が水平線としています。もちろん両者はつながっています)
次に見るところは調号です。
♯や♭書いてあるかないかが、とても重要です。
♯が1つならト長調かホ短調…と知っておく必要はありません。♯や♭が何の音につく。のかを、最初におさえておきます。ここで面倒くさいと思ってしまってはおしまいです(笑)
「ファに♯、ファに♯……」と頭の中で念をおすと、指の感覚も自然に黒鍵を探しています。♯や♭が3つくらいまでなら頭の中で念を押せますが、それ以上だと難しくなるので無理はしないようにしましょう。(黒鍵は私の頭の中では一つ段を上る感じ。海の中ではサンゴにタッチする感じ)
次に絶対に見るもの、は拍子記号です。小節という一部屋に音符がぴったり入っているか、同じ時間を歩いているかが重要です。
例えば、3拍子なのに4拍分の時間がかかっていたら、おかしいわけです。
頭の中では「1,2,3、1,2,3・・・・」と無意識で時計が鳴っている感覚です。時計が途切れてしまったら、やり直しです。
もう一つ大事なのは速度記号です。楽譜の左上に〝Allegro〟や〝Andante〟や〝♩=60〟や〝ゆっくり〟などが書かれていたら助かります。
同じ四分音符でも〝はやく〟と〝ゆっくり〟じゃ倍くらい長さが違うかもしれません。
という風に私の頭の中で表現してみましたが、わかるのは、音符の種類や記号の意味を知るべきだ、ということです。
昨今はネットで意味を簡単に調べられるので分からないことはすぐに調べましょう(*^_^*)
まだ続きますよ~。