2017.10.19
先日「らららクラシック」という番組でピアニスト、スヴァストラフ・リヒテルの特集をやっておりました。
名前、舌を噛みそうです。(^_^;)
リヒテルは20世紀最も偉大なピアニスト(の一人)です。かつてはピアニストと言えば、ホロヴィッツとかグールドとかリヒテルとかで、有名な彼らの演奏を聴くのさえも大変でした。
レコード(またはCD)を買うかレンタルするしかなく、ましてやクラシックなんて全然売ってないし、それも高いの!
ラジオを録音したりもしてましたが、番組が少ないし。
今は世界中の人々の演奏が聴けるし、見られるしいいですね~~。
それは置いといて。
リヒテルって、名前やその演奏から、いかついイメージがあったのですが、やっぱり外見もいかつかった……ダイナミックな演奏でした。貴重な映像盛りだくさんで、その過酷な生涯がよくわかりました。
そのリヒテルさんは
「私は決してピアノを選ばない。そこにあるピアノを弾くだけだ」
そうです。
演奏会や著名なコンクールでは、演奏者に何台かのピアノの中から選ばせるのですが、リヒテルにとってはそれが重みとなってしまったとか。
そこにある楽器を愛するのではなく、その先の音楽を愛するのだそう。
わかる!言わんとすることは。
でも、そこが難しい……(@_@;)
関係ないけどリヒテルと言えば、大昔の某アニメのイケメン敵役を思い出す。