2015.07.19
♪♪♪ピアノ教室こばなし⑰♪♪♪
演奏しながらも、目は音符を追っていることが大事!と以前書きましたが、今弾いているところの音符を見るのではなくて、先の音符を見ることが必要です。目で見た情報を頭で理解して、身体に命令を出すのに少し時間がかかりますから、楽譜の先を見ていないと止まってばかりでスムーズな演奏にならないからです。
また指を広げたり移動させたりする時には、最初のうちはその部分をゆっくり練習して慣れてきたら速く弾けるようにすることが大切です。
例えて言うなら、これからポールが沢山ならんでいるところを自転車で走るとします。みなさんは近づいて来るポールの位置を良く確認して、倒さないように考えながらゆっくり走りますよね?
楽譜の先を見ないでピアノを弾くことは、ポールの位置もよく見ない状態で突っ走ってポールを倒しまくってるようなものなんですね~。
ピアノで正確に、かつ、スムーズな演奏ができるために、常に「楽譜を見て!」と言っています。生徒さんにとっては“耳にタコ”でしょうけど…