2013.07.22
♪♪♪ピアノ教室こばなし③♪♪♪
ピアノを弾くとき音符を目でしっかり追いながら弾くことが大切です。小さいお子さんだとどうしても手元を見ないと弾けないという場合があります。しかしピアノ演奏は目で音符を見て頭で考え、その情報を確実に身体に伝えるという事が非常に大切なのです。
例えば楽譜をほとんど見ずに弾いてしまうと、間違った音で覚えてしまうかもしれません。そしてそこを注意するようにと書き込まれていても見ていないのですから、なかなかミスが直らないのです。楽譜を見ずにミスしてしまう生徒さんに「自転車に乗ってて横断歩道をわたる時、信号を見ないでわたるとどうなる?事故にあうかもしれないでしょ?音符を見ないで弾いて間違えるのは赤信号を見ないで突っ込んでしまうようなものなんだよ〜」とお話する時があります。
楽譜を確実に目で追って身体に素早く情報を伝えるという、回路のようなものがしっかり身につくと、大きくなった時、弾いたことがない曲でもある程度簡単なものであればその場ですぐ弾ける、初見演奏ができるようになります。自分のお子さんに「この曲弾いて〜」とリクエストして、さっと弾けるようになっていたら楽しいですよね!