2013.06.21
♪♪♪ピアノ教室こばなし②♪♪♪
「ほめて育てることが大切」とよく言われます。でも常に実行するのは難しいですよね。
あるコンクールで毎年優勝者を多数出しているベテランの先生が、講座で「虫眼鏡を使ってでも子供の良いところを探してください」とおっしゃっていました。その先生はレッスンで指導したことがたとえ1パーセントしかできていなくても前回よりも良い方向にすすんでいたら、まず褒めるのだそうです。そうすると子供はうれしくなるだけでなく「このやりかたでいいんだ!」と、安心してさらに努力したくなるのだそうです。ただしそこでほめっぱなしにしないことがポイントで、そうして褒めてから、「次はもっとこういうふうにしてみよう!」と声がけをするのだそうです。
言うのは簡単、実行し続けるのは大変ですが、心がけていきたいですね。