2013.08.23
♪♪♪ピアノ教室こばなし④♪♪♪
レッスン中に「どこが苦手かな?」とか「どこが一番難しい?」と質問することがあります。するとどこが苦手で弾けていないのか自分で分からない生徒さんがいます。つまりこれは弾くのに精一杯で、自分の音を聴いてない証拠です。
もちろんまだピアノを始めたばかりの幼い生徒さんにとっては、指をバラバラに動かすことだけでも一苦労ですから音を聴けてないこともあります。しかしそれ以外の生徒さんはやはり自分の演奏がどうだったのか? どこがまだできていないのか? 自分でも考えることが大切です。“自分はピアノを弾くだけで間違ったところは先生かお母さんが教えてくれる”と思っているとピアノに対して受け身になってしまいます。将来、弾きたいと思った曲が自分のちからで弾けるようになるためにも、しっかりと自分の音を聴き、考える習慣をつけてもらいたいと思います。