毎日練習しているのに弾けない. . . 😿
2019.10.10
ほぼ毎日練習している。
そして 最後まで弾けるのに、
先生から 💮 がもらえない. . . 😿
どうしてなんでしょう. . . ?
先日 レッスンに来た○ちゃん。
ある曲に2ヶ月くらいかかっています。
理由は、
スラーで繋げて弾くところと、ブレスで区切るところを
気にせず弾いてしまっているから。
例えばですが、
「ちゅうりっぷ」の曲で考えてみますと、
さいた、 さいた、 ちゅうりっぷのはなが. . .
という ‘まとまり ’ で弾くわけです。
この ‘まとまり’ のことを フレーズ といいます。
音楽のお話、文章です。
しかし、
繋げるところと、区切るところを間違えてしまうと、
さぁ、 いたさ、 いたちゅ、りっぷ、 のは、 なが. . .
全く別の、意味のわからない言葉が並ぶことになり、
これは間違いです。
歌う時や、音読をする時は、
息継ぎが必要なので、
言葉の切れ目で、うまく息を吸いますよね。
ピアノは、息継ぎしなくても弾けちゃうのですが、
やはり、この、息継ぎの場所、
つまり、
スラーとブレスは意識して弾かなくてはいけません。
そして、5本の指で、音がうまく繋げるように、
指使いを工夫して弾かなくてはいけません。
スラー、ブレス、指番号は、
すべて楽譜に書いてあります。
そこを スルーしてしまって、
なかなか 💮 がもらえない ○ちゃん. . . 。
レッスンで、毎回一緒に
正しい指使いで、正しいフレーズで弾く練習をするのですが、
お家では、たぶん そんな事気にせず、
サラ〜っと気持ち良く弾いてしまっているのか、
次の週にはまた 逆戻り。
私は決して 叱ったりせず、
でも、‘違うよ’ という事を伝え 一緒に練習します。
しかし、先日は、
○ちゃんの目から ポロリ〜😿 と涙が溢れてしまいました。
思うように弾けない自分が悔しいのか、
好きなように弾かせてよ〜と思うのか、
音はあっているのに 細かいことを言ってくる先生に腹を立てているのか. . .
それは わかりませんが、
‘ フレーズ’ ? そんなこと どーでもいいやん!
というのであれば、
お家で一人楽しく自由に弾いていればいいのです。
しかし、レッスンに来て頂くのであれば、
私は、正しく弾けるようにお教えしたい!
譲れない部分はありますよ。
何かを身につけようとすれば、
楽しい時ばかりではありません。
時に、涙しちゃうこともあるかもしれません。
頑張って 乗り越えてほしいなぁ. . . と思います。
. . . とは言え、
そこで
‘ こんなに難しいのムリや。’ と、
ピアノ嫌いになってしまう心配もあり、
生徒さんによって、
どんな対応をしてあげたらいいのか、
日々 私も模索しながら レッスンしております。
一緒に頑張ろうね!