2015.07.13
前回は余韻についてお話ししました。
今回は具体的に、ちょっとした
ポイントレッスンをしてみたいと思います。
簡単なお話をするのでイメージしてみてください。
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静まり返った森の奥に 美しい泉がありました。
その水面は まるで鏡のようです。
水面に枝を伸ばした 緑の葉っぱの上には
ひと粒の朝露が キラリと輝いています。
その葉っぱに 小さな妖精がとまり、
朝露の雫は 美しい泉に落ちました。
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さぁ、これを音にして弾いてみましょう。
今のお話をイメージして…
たった1音だけでいいです。
どんな音になりましたか?
妖精のとまった葉っぱや枝は
手首や腕のしなやかさを、
ひと粒の雫は、今弾いた1音を意味します。
雫が落ちた水面に 幾重にも輪(波紋)が
静かに広がっていく様子が
前回お話しした“余韻”ですね。
イメージ通りの音が出せましたか。
色々と試してみてくださいね。