2026.06.01
昨夜は、ひと月の間に2度巡る満月の2回目で、「ブルームーン」とも呼ばれる特別な満月だったそうです。
今日、「習い事を通してどう育ってほしいのか」とタイトルをつけたのは、
満月の綺麗な昨夜、上の娘が奈良を離れて東京に旅立つ時間を持ったことから、
子が生まれて、成長し、旅立つ過程の中で、何を大切にして育ててきたのか、どう育ってほしいと考えてきたのかをふと振り返ったことからです。
大切な我が子に習い事の機会を与えるとき、母として、あなたは何を願っているのでしょうか。
「こどもがやりたいと言ったから」
「動くだけではなく、『静』の習い事をさせて落ち着いた部分も育てたかったから」
「私自身は続かなかったけれど、今になってやっぱりやっておいた方がきっと楽しいから」
「こどもが音楽を楽しめるようになってほしいから」
いろんなお声を受け取ってきました。
どんな理由にも正解・不正解はありません。
ただ願うのは、「やらせておけば何とかなる」ではなく、ご家庭の中で、それぞれの習い事を通して、どんな成長を得てほしいのか、とアンテナを立て続けてもらえたら良いなぁと感じています。
習い始めだけではなく、その後も、細く長く。
大切なお子さんを預かる教室業の私たちも、目の前にいるお子さんが、スキルとして力をつけさせたいということは必ずありますが、
今、その子自身に何が必要なのかを観察し、成長を応援しています。
ですが、何よりもの栄養は、保護者の方のお子さんへの想いがお子さんに伝わること。
「できる、できない」ではないところで、どのように成長してほしいのか、時折振り返ってみてください。
そして、習い事をさせているあなた自身がどうなりたいと思っているのか。
例えばですが。
ピアノが弾けるこどもであることが、自分自身の何かを満たしているのか。
こどもがピアノを弾けることで、家族みんなで音楽を楽しんで、笑い合いたいのか。
お風呂の中、歯を磨いているとき、身支度している時・・・ちょっとした瞬間に、ほんの少しアンテナを立ててみてください。
慌ただしい日常の中ではあると思いますが、子が旅立つのは意外とあっという間です。
諸先輩方に「あっという間」と言われてきたことが、私も特に実感している今、お伝えしたくなりました。
「満月は、自分の内に秘めていた力をスムーズに外へ発揮できたり、達成感を感じるようなこともある」というフレーズも読んだこと、
下の娘が申し込んでいた「ARASHI」の最終ライブ配信を見ていたことがあったせいか、
これまでの25年の歳月が月の光と共に、これまで以上にかけがえのないもののように感じられました。
自分が今したいこと、すべきことを考え、自分でやり遂げることができる土台を育てたかったし、私が想像している以上に成長した娘たち。
もちろん、迷いもあるでしょう。それを一人で抱え込まずに話せる相手ができたことは母としても嬉しいですし、これからも想いを言葉にしていく中で、私の存在が何か役に立つのなら嬉しい。
「娘たちに私ができることは何か」を一歩も二歩も離れたところから見守っていきたいと思うと同時に、これまで通り、教室の生徒、大学などで関わる学生に対しても、「今、この生徒に必要なことは何か。私ができるサポートは何か」を常に心にしたいと思う今日です。