2026.06.08
ピアノを習っていれば、合唱のピアノ伴奏者として舞台に立ってみたいと思う子どもは少なくないでしょう。
先日、生徒がオーディションを受けて満場一致で選ばられたことの報告をもらい、親子で喜びの時間になったことは本当に良かったなぁと感じています。
お母さんもホッとされた様子。
親とは、本人が望んでいるものを得るために、自身は代わってやれないもどかしさをたくさん経験するので、子育ては人間育て、とはよく言ったものだなぁと今でも思います
今回、レッスンとは別に30分枠をご予約いただいたこともあって、どのように練習するのか、どういう心構えで取り組むのか、本番の心の持ち方などお伝えしたり、わたしが横で歌い続けたり、、と生徒のオーディションに向けて関わりました。
結果もですが、当日までのプロセスを大切でしたし、豊かな時間だったなぁと振り返っています。
もし、選ばれなくても1つの目標に向かっていくときに得られるものはたくさんあります。
楽譜を読み解く時間、それを弾けるようにするための時間、テンポ感、左右の音のバランス、、、やること、得られるものはたくさんあります。
普段のレッスンで習ってきたこと、練習してきたことが、より切実に反映されるので、いつもよりメキメキと磨かれていく様子が見えます。本人は必死ですが、わたしにとっては成長の芽を見ることもできて微笑ましく、何があっても大丈夫だよ、という気持ちです。
お家では、取り組み始めた1,2日間は「できない」と泣いたこともあったそうです。
「練習で乗り越えてこれが一つの成功体験になりました。
プロセスを学ぶいい経験だったと思います」
そう伝えてくれたお母さんも、きっと、見守ることの意味も体感し、また一つ親力を身につけられたのだなぁと感じます。
どんなときも、向かっていく先の経過の時間、「プロセス」を大切にすることで、その先の喜び、本人にとっての幸せが手に入るもの。
さて、大人の私たちも、人生という壮大な時間のプロセスも味わい、精進し、充実させていきたいですね。