2020.06.25
最近は発表会の曲を練習していますが
今年はコロナの影響で
学校が休校となり、
多くのコンクールが中止、
そんななかで
発表会の曲はどれくらいのレベルがいい?と訊いたところ、
「むずかしい曲をやってみたい!」という答えが圧倒的に多くてびっくり。
そうは言ってもがんばりが効かないと間に合わなくなるし…と
ちょうどよさそうな曲と、少し難しい曲を提示。
少し練習してから決めましょうねとしていたら、
ほとんどの生徒が難しいレベルを選択して・・・
ほんとにいいの?これはちょっとむずかしいよ?と確認するも、
「これがいい。がんばります」
そう?みんな見上げた心意気ねと感心したものでした。
というのも、
コンクールがなくなったからという訳じゃないですが、
その難しい曲というのは、
過去に出た課題曲でそれも1ランク上のものを勧めたから。
そしてそのほとんどが邦人作曲家たちのもの。
日本人の作曲家のものは、
いい曲だけれど弾きにくい=むずかしいものものが多いのです。
それを何度も本人に確かめたけれど、脱落者ひとりもなし。
みんなよくがんばっていますねー!先生は本当に感心してますよ。
どこかでくじけるんじゃないか、
そしたら方向転換はいつまでにすれば大丈夫か、
自信をなくさないように、心が折れないように、と色々気を使っていたものが
みんなの向上心とその成長ぶりに、驚くとともに嬉しさひとしお。
どうかお母さま方、邦人作曲家を弾いているお子さんを、
ぜひ褒めてあげて下さいね。
そして、
油断せずいい仕上がりめざしてがんばっていけるようにご協力くださいませ♬
発表会の曲を決めるのはなかなか大変です。
その子にとって手ごたえある学びを得られるもの、というのが先生の念頭にはある。
せっかくやるなら、ここで実力を伸ばすものであってほしいですものね。
ということで、
今年はむずかしいレベルに挑戦した生徒さんがとても多いです。
そして、全員が本当によくレッスンについてきていて、がっかりさせられることがありません。
向上心って本当に大事ですね。
今回は初めて聞くような曲が多いのも特徴。そして人気の曲もたくさん。
いつものテキストに戻ったら、発表会の曲よりかんたん!と
きっと嬉しい驚きがありますよ!いいステージになりますように♪