2020.03.24
レッスン始めてちょうど2年の
まー君(小1)とみーちゃん(小3)、
あと2曲で今のテキストが終わって
ソナチネへ進みます。
二人とも同じ時期にレッスンを始め、
教えたことを次週までにクリアする、ということを
ほぼ停滞なく続けたところ、
2年でソナチネに到着した、というところです。
たぶん来月にはソナチネが開始できるかな?
二人ともとてもよく順調に進んできましたねー!
進みの早さを言うとみなさんすごく驚かれますが、
こういうことって、それほど珍しくないんですよ。
そして、
特別すごい練習が必要なわけでもなくて。
宿題の量はその都度、本人と相談しながら進めますが、
むずかしく感じるようなときは少なめに、
できそう!と思う場合は、「もっとやる」とのことで、
とにかく本人のペースに合わせること2年。
ほかの生徒さんたちも、このような感じで宿題の量を決めていきますが、
まー君はその間コンクールも出たので、
もしかしたらもっと早く進んでいたかもしれませんね。
併用本も使いますが、
手の小さな生徒さんには、気楽に弾けるものを、
コンクールに出たい場合なら、それに応じて奏法を広げるものを、
という具合にチョイスしていきます。
気をつけていることは、
個々によってちがう手指に合わせる、ということでしょうか。
身体が大きくなれば手指も大きくなるのだから、
小さいうちに無理をさせることはないし、
自然に弾ける時期にやれればそれで十分だし、
また
ほかの習い事や塾、部活との兼ね合いも加味しながら、
臨機応変にテキストや曲を選んでいきます。
本人の練習具合もありますが、その成果が順調にうまくいくと、
まー君やみーちゃんのように2年でソナチネまで進めるのですね。
レッスン生たちを見ていくと、
やはり進みの順調な生徒さんはコンクールでも成果を出していますね。
これは、
“習ったことを習った通りに練習できる”こと、それだけがポイント。
このやり方で練習してみてね。
この弾き方で練習してみてね。
こんな風に弾けるように練習してみてね。。。
これを素直にそのまま実践してくれると、本当に順調に進んでいけますし、
その実力を使って好きな曲も弾けるし、コンクール入賞もできるようになりますよ。
ピアノの練習は、生活の中にうまくなじませることが大事。
特訓せずに、習ったことだけを練習してね♬
よく手指の大きさのことを申し上げますが、
手が小さい子に、速すぎる曲やフォルテの多い曲をやらせると、
その仕上がりレベルは下がりやすいんですよね。
音色が華奢なタイプは、
少しずつ指を強くする方向を持ちながらなめらかな曲を。
指が太かったり広がるタイプは、和音やフォルテを生かせる曲を。
早く動くタイプなら、テンポの速めの曲を。
もちろんレッスンならどんな曲も弾かせますが、
発表会やコンクールなどで選ぶ場合は、本人のタイプと合わない曲は
仕上がりレベルが下がる可能性大なんですね。
そういったことを含めて、生徒たちの伸びを導いていくのが私の仕事。
応えてくれるみんながすごくかわいい!
やりがいがあってすごく楽しいです♪