2019.09.24
昨日の23日は
カワイ楽器仙台のヴェルデホールで
東北青少年音楽コンクール・ファイナルグランプリオーディションが開催されました。
これは、
このコンクールが来年30回大会を迎えるにあたって、
過去の最優秀賞受賞者からグランプリを決めるというもの。
同時に、
先月の本選会で金・銀・銅賞など受賞した方々の演奏会も。
私はスタッフの一人として朝から準備にあたっていましたが、
どの参加者も本当にいい演奏をされていました。さすがです。
また、ここに選ばれるだけの演奏者たちは礼儀もよくて、
気持ちの良い一日となりました。
さて、どの演奏も拮抗した中でグランプリに選ばれたのは、
仙台市の小田友佑さん!おめでとうございます!
彼は25回大会の最優秀賞者で、私の記憶にも新しいところ。
確かあの本選会では見事なショパンを演奏し、昨日は現代曲でしたが、
確固たる自分のピアノを少しの揺らぎもなく弾ききりました。おめでとう!
また、
郡山の高校生、舟見咲樹さんも、高校生とは思えぬ立派なリストで、
さらに郡山出身の渡辺拓也君はラフマニノフを選び、これもまたいい演奏でした。
これは私個人の感想ですが、
何年か前に聴いた渡辺拓也君のショパンは本当に上質なもので、
高校生の時から彼の演奏にあるカラーが失われておらず、
このまま美点を損ねることなく伸びてほしいと思いました。
先月の本選会の入賞者の小中学生たちのピアノも、
その年齢とは思えない堂々とした弾きっぷりで、
このコンクールのレベルの良さを改めて感じ入った一日でした。
いい演奏を聴くのは本当に楽しく、浄化されるような感じがありますね。
私たちの発表会もそれに近づいていけるようにがんばって参りましょう♬