2019.09.14
レッスンしていて
ふと思うことがあります。
この子は、
1年前とは格段に伸びているなぁと。
とくに発表会が2回目という生徒さんたちは
ほぼ全員が、
昨年とは段違いの曲を弾いています。
毎週レッスンしてると当たり前のようにどんどん進んでいくので、
ふだんは特に気づかないのですが、
発表会などの曲を見ると、
この伸び率はすごい!と思ってしまいます。
1年でこんなに伸びるんだ…と、教えていてちょっとびっくり。
毎年そう思います。
また、
3年ほどたつとかなりのことができるようになっているので、
表現や新しいテクニックを教える楽しみもまた格別。
ただ“弾く”だけでも大変だったピアノが、
“弾く”から“演奏”へと変わっていく様子は、先生冥利に尽きるというもの。
中高生にもなると名曲がずらりと並びますが、
ここまで来ると私もかなり楽しい。
じゃあここまで求めてもいい?
こういうこともできるともっとうまくなるのよね。
もっとこういうことができたら立派な演奏になるよ。。。
生徒のピアノを聴いていると、
色んなことがひらめき、知識が立ち上がってきます。
何と楽しく充実することか・・・!
ちいさいみんな、
大きい先輩たちの姿をよく見てね。
そしていつかあなたが、後輩たちの憧れの先輩になってね♬
ご自宅の練習はいかがですか?
ソナチネ以上のお子さんなら、本人のペースに任せた練習で大丈夫。
気が向かないときも出てくる時期で当たり前だし、何より自我がある年齢のはず。
本人のペースで、というので全然大丈夫なんです。
まだそこまで進んでない小さなお子さんなら、
自宅での練習をいつやるか?
それだけはご検討くださいね。
生活の中で、どの辺で練習できるか?
帰宅したらすぐ、夕食の用意をしているときに、5時になったら、など
色んなパターンがあるので、それをおうちの方と約束して。
習い事が多めなら、週に2回だけでも練習する曜日を決めてもいいですね。
先日も申しました通り、
何かに熱中しているときに無理やり勉強や練習をさせるのは逆効果。
反感と不満だけが残りやすく、楽しみを奪われたことで「練習キライ」となるので。
約束した時に練習を促す。
気が向かないような日は、じゃあ今日は右手だけ3回でいいよと譲歩して。
ピアノって、右手だけなら結構簡単ですよ!
だから、ノラない時は右手だけを数回でもよしとするなど、柔軟に。
___というふうに、
練習させるのは、おとなの方が我慢や気づかいが必要で大変ですよね♪